AMIAYA×Paris & London & Milan & Newyork & 上海
2019/11/08
9月はパリ、ロンドン、ミラノ、上海、ニューヨークの5都市のファッションショーに足を運び大忙しだったAMIAYA。 今シーズンはどのコレクションが印象的でしたか?
AMI「一番って言われると難しいけど、前シーズンに引き続きMSGMはすごく好みだった。色や素材も洗練されてたし、ボリュームスリーブのディテールだったり、ヒールの取り入れ方なんかもすごく好き。あと柄も! 特に花柄が素敵だったな。」
AYA「マルジェラも好きだった。男性モデルがヒールやスカートを取り入れたコーディネイトで登場して、そのジェンダーレスな雰囲気が今っぽくってツボだった。パワーショルダーなんかのボリューミーな感じも
イタリアーノっぽくって良かった!」
ショー自体が印象的だったブランドは?
AMI「トムブラウンのショーは、マリーアントワネットの世界観とパンクが融合しててすごかった!上品で柔らかい雰囲気の中に音楽は超パンクで、ランウェイを歩くモデルさんもお花を摘みながら歩いてたり、まるでミュージカルみたいに演技してて。ショー自体にストーリーがあって見入っちゃいました」
AYA「ヴェルサーチも凄かったよね。最後にサプライズでジェニファーロペスが出てきたんです!」
AMI「びっくりしたよね。会場のスクリーンに、架空のSNS内でヴェルサーチの柄が流行っているっていう演出があった後に、その柄の服を着たジェニファーロペスが登場っていうかなりインパクトのある演出でした!」
AYA「あとはアレキサンダーマックイーン。職人さんのこだわりを感じるクチュールに感動した!
ヘアやメイクもすごく作り込んでいるのが伝わってきて、これこそ服作りの真髄だなって。最後のデザイナーが挨拶する場面でも、シューに関わっているスタッフさんが全員出てきて挨拶してて、すごく仲の良いチームなのが伝わって、そこもグッと来ました。」
海外のショーに触れて、海外と日本の違いを感じるところはどこですか?
AYA「なによりファッションウィーク自体の活気が違うかも。一部の人たちだけじゃなく、国として盛り上がっているのを感じます。」
AMI「特にパリやミラノは、空港に降りた瞬間からファッションウィークの広告が目立つもんね。あと、飛行機の隣の席がすごく有名な雑誌の編集長だったり(笑)みんな集まって来てるんだなって肌で感じて、改めてすごいなって思いました。」
ショーに着ていくコーディネイトはいつもどうやって決めていますか?
AYA「大切にしてるのは二人のリンク感かな。あと、あんまり身長が高い方じゃないからストリートで見たときに映えるようどこかにボリュームを持たせることを意識してます。」
AMI「そのブランドの世界観も考えつつ、自分たちの個性も出せるようにって考えます。キッズ感が出るのは避けたいから、ちゃんと上品さとモードっぽさも出せるように!」
AYA「いつもスタイリングは前日に組むんだけど、実は毎回ちょっと意見が合わなくて喧嘩になるんです(笑)」
AMI「でも今回はあんまりなかったよね(笑)。ハードスケジュールすぎて喧嘩してる暇もなかった!」
英国ファッション評議会が選出する、世界で活躍する若き才能100人に選ばれたという嬉しいニュースも。日本人初、かつ唯一の受賞となりますが、その感想は?
AMI「もう単純に嬉しいです! 他に選ばれている人がファッション業界やモード界で活躍する人ばかりで、なんで私たち?ってビックリしたけど本当に嬉しい!」
AYA「イギリスのファッション業界に携わる人たちが私たちを選んでくれたことに感動しました!」
AMI「新しく出来た『2019 NEW WAVE』という2組しか選ばれない枠に選出していただいたんですが、もう一組が100万フォロワー以上いるキャロラインダウアで、それにもびっくりしました…!」
AYA「モデル部門にはナオミキャンベルが選出されていたりして…、えっ!って声が出ちゃうくらい驚きました!というか未知の世界って感じです(笑)12月に表彰のアワードがあるからまたイギリスに行く予定でそれも楽しみです!」