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jouetie Interview

2017/08/18

今回のコンセプト“GOOD NOISE”には、どのような思いが込められていますか?

AMI:「S/Sのコンセプトが、音楽を再生するようにファッションを楽しもうという意味でPLAY COLORだったのですが、今回もそのPLAY COLORをさらに押し出していきたいという意味も含めて、GOOD NOISEにしました。デジタルの時代にあえてアナログ的な表現を使い、消費されないファッションにしたかったんです。ちょっとした反骨精神みたいなもので、レコードのノイズは、アナログのデメリットではあるけど、だからこそ好きな方もいるようにJouetieも時代によってファッションや流行が変わっていく中で、変わらない個性を発信していきたいと思っています」

インスピレーションはどこから?

AMI:「音楽を通してです。私たちにとって音楽とファッションは欠かせないものなので、今までも音楽からインスプレーションを受けた事が多かったんです。今回は、カセットテープやレコードのアナログ感っていいよね、とかVMDに落とし込みやすいよね、という発想からです」

AYA:「GOODとNOISEって対照的な言葉だと思うんです。でも、jouetieのファッションも可愛いものとカッコイイものをMIXするスタイルを心がけているので、jouetieらしさとも掛け合わせています」

A/Wの推しアイテムは何ですか?

AMI:「ラメのパーカーやラメのニット、ラメのスカートなど、とにかくラメ推しです」

AYA:「今季は、ギラギラしてる感じですね。部分的にラメが入っているのではなく、全面にラメが入っているものが多いです。あとは、S/Sに引き続きカラー物が多く、鮮やかなピンクやレッドのフリースセットアップだったり、見た瞬間に引きつけられるような色のニットだったり……」

AMI:「刺繍も毎回推しアイテムなんですが、シンプルな刺繍ではなく、ビーズを付けたり、ビジューとMIXしたり、こだわりが強めです」

AYA:「特に色使いにこだわっていて、企画担当と一緒に刺繍の色番を指定したり、ラメの色番を決めたりしてます。黒のニットやブルーのニットなどもそれぞれ配色を変えていたりします」

AMI:「チロリアンテープも今までのものとニュアンスを変えて飽きないように工夫しています」

AYA:「アイテムひとつひとつのデザインや色に対して頭をフル回転しているから大変です(笑)。でも上がってきたときにしっくりくる配色になっていると嬉しいですね」

今季チャレンジしたいスタイリングは?

AYA:「ディスコっぽいファッションが気になっています。例えば、タイトなシルエットで、裾が広がっているブーツカット風のパンツとか……。普段ゆるっとしたシルエットを着ることが多いので、今季はピタッとしたボディコンっぽいものにロングブーツを合わせたり、普段しないようなテイストのファッションに挑戦したいです」

AMI:「私もディスコテイストが気になっているので、ビジューなどの装飾もゴージャスなものを付けたいです。ロックTなどでカジュアルだけど、ギラギラしている感じがいいですね。ボディコンみたいなワンピースに、ビッグサイズのMA—1を合わせた、ちょっとギャップのあるスタイリングとか。あと、赤×ピンクなど、原色×原色のスタイリングも気になります。全身黄色とか、全身赤などのワントーンカラーのスタイリングは、jouetieでも推したいし、自分でもやってみたいです」

A/Wのメイクのイメージは?

AMI:「今季は、ディスコっぽい気分だったので、グリッターなリップや目元にラインストーンを付けて華やかにしました」

AYA:「ラインストーンは、以外と主張しすぎず可愛く仕上がるので、みなさんも取り入れやすいと思います。例えば、赤リップが流行る前は、ちょっと難しそう!?という印象だったのが今となっては普通ですよね。有名コスメブランドからもグリッター系のアイテムが増えてきているので、ラメメイクやラインストーンがメイクの必需品になっていきそうですね」

AMI:「jouetieの場合は、服がカジュアルなので、メイクをバッチリ決めても頑張りすぎてる感が出ないと思います。ナイトアウトにも映えるし、以外と違和感なく取り入れやすいメイクだと思います」

今季の提案したいスタイリングを教えてください。

AMI:「今年は、特にダウンとファー推しなので真っ赤なダウンや黄色いダウンにレディなアイテムを合わせて欲しいです」

AYA:「あとファーコートは毎年出しているんですが、今年は種類やカラバリも豊富なので、カラーファーにデニムを合わせたり、フーディやロックTなどカジュアルなものとカラーファーコートのスタイリングを提案したいです」

カタログのモデルやスタイリングについても教えてください。

AMI:「今回のモデルは、今までのカタログの中で一番理想的な2人でした。洋服も上手に着こなしてくれたし、2人の相性もバッチリだったんです。毎回、ブロンドヘアの子は起用したいと思っているんですが、今回は赤毛の子もいてくれてバランスが良かったと思います」

AYA:「髪の毛は、ロングの子とショートの子で、見た目は、個性的な子だったり、ファニーフェイスがイメージです」

AMI:「スタイリングは、基本スタイリストさんにお任せしています」

AYA:「カタログ全体を通して、決まりすぎないよう抜け感を出したり、カラーものが多いので色が偏らないようバランスに気をつけています」

今回のカタログで一番こだわった部分はどこですか?

AMI:「毎回、少し変わったことがやりたいという希望があって……。今回は、グリッター推しなので、フィルムにラメを貼って、受け取った時の伝わりやすさを重視しました」

AYA:「第一印象でグリッター感が伝わるようにしたかったです。フィルムに貼ったラメからもノイズ感を表現できたと思います。ADさんが、私たちの好きな物を理解してくれているので、いつも理想的な物に仕上がっています」

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